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尿酸値とは〜増加させてしまうことのデメリット
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尿酸値とはなんでしょうか?とりあえず高くなる=悪いというイメージがありますよね。では、一体どのようなデメリットがあるのでしょうか?この記事では尿酸値が一体どのようなものなのかや、増加することでのデメリットをお伝えしていきます。尿酸値を増加させないための対策法と合わせてお読みくださいね。
■尿酸値とは
尿酸値とは血液に存在する尿酸の濃度です。尿酸はプリン体が分解された後に残る老廃物のことなので、これが血中にどれくらいあるかというのが尿酸値なんですね。
成人男性の平均は5.5mg/dLくらい、成人女性では4.0mg/dLくらい。限界濃度は7.0mg/dlとされ、これを越えると「高尿酸血症」と診断されます。
■高尿酸血症は痛風のもとになる
高尿酸血症が続くと、やがて尿酸はトゲトゲの結晶になります。この結晶が関節の組織に付着すると、激しい痛みを引き起こします。これがいわゆる痛風の症状。ですから、高尿酸血症は痛風のもとになるんですね。
それ以外にも尿酸値が高い人は、脂質異常症、糖尿病や心疾患、脳血管障害などの生活習慣病、尿路結石などを引き起こしやすいと言われています。実際に痛風を患っている方の約8割が、なんらかの合併症を発症しているという報告があります。
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■尿酸値が増える原因
尿酸値が増える原因には以下のようなものがあります。
・食生活
・生活習慣
・お酒
・遺伝的要因
・ストレス
なかでも大きなウエイトをしめるのが食生活です。尿酸のもとになるのはプリン体と呼ばれる成分。プリン体はほとんどの食品に含まれている旨み成分です。食品によっては、大量のプリン体が含まれているものがあるので注意が必要なんですね。
■プリン体が多い食品
プリン体が多い食品の代表格は、レバー類や白子、スルメなどの珍味系の食品です。たとえば、鶏レバー、白子などには100g中のプリン体含有量は300mg以上もあるんですね。こうした100g中のプリン体含有量300mg以上の食品を「高プリン食」と呼びます。
また、高プリン食であるレバーや白子などの珍味食品はお酒と相性バッチリです。アルコールにも尿酸を増加させる作用があるので、一緒に摂ることで尿酸増加効果がダブルパンチなんですね。高プリン食やお酒をやめろとは言いませんが、ほどほどにするようにしてください。
■まとめ
・尿酸値とは血液に存在する尿酸の濃度のこと。限界濃度は7.0mg/dlで、これ以上は高尿酸血症と診断される。
・高尿酸血症は痛風の原因になる。生活習慣病や尿路結石を引き起こす可能性も高くなる。
・尿酸値が増えるおもな原因は食生活。食品に含まれるプリン体が尿酸を作る。
・プリン体が多い食品は高プリン食と呼ばれる。高プリン食は、尿酸を増加させるアルコールとも相性がよいので注意したい。
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