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痛風と高血圧の関係|痛いだけじゃない命に関わる怖い合併症
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痛風は高血圧を合併しやすいと言われています。実際に、痛風患者の40%に高血圧の合併があるとされています。さらに高血圧は、その他の危険な病気も招くので注意しなければいけません。この記事ではそんな痛風と高血圧の関係についてお伝えしていきます。
■そもそも高血圧とは?
血圧には最大血圧と最小血圧があります。最大血圧で140以上、最小血圧が90以上のどちらかを超えると、
高血圧と判断されます。痛風から高血圧、逆に高血圧から痛風になる例が多く、両者には高い因果関係があるとされています。
■痛風が高血圧を引き起こす原因
では、痛風が高血圧を引き起こす原因はなんでしょうか?実ははっきりとしたことはまだ良くわかっていません。
ですが、痛風の原因である尿酸の増加が関係していると考えられています。
尿酸が増え結晶化すると、血液の流れを止めて低下させてしまいます。それを改善しようと、心臓はより強い力で血液を送り込もうとするんですね。その結果、心臓の動きが活発化し、血圧が上昇するという説が有力です。
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■高血圧は動脈硬化の危険がある
痛風が高血圧を合併しやすいのは先ほどお伝えしました。そんな高血圧がもっとも怖いのは動脈硬化です。高血圧を引き起こすと、血管に大きな負担を与え、血管機能の低下を招きます。その状態が続くと、血管が詰まりやすくなる、つまり動脈硬化を起こしやすくなるんですね。
動脈硬化は心筋梗塞や脳梗塞など、生命に関わる病気に発展しやすいことが分かっています。実際に痛風患者は、上記のような合併症を発症しやいことが報告されています。痛風を発症してしまったら、必ず医師の診察を受けるようにしましょう。
■まとめ
・高血圧のラインは最大血圧で140以上、最小血圧が90以上。このどちらかを越えると高血圧と診断される。
・尿酸によって血液の流れが悪くなると、心臓はより強い力でなんとかしようとする。その結果、血圧が上昇してしまう。
・高血圧は動脈硬化を引き起こしやすい。動脈硬化は心筋梗塞や脳梗塞など、危険な病気の引き金になるので注意したい。
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