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痛風の痛みを止める方法〜正しい対処法と間違った対処法
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「風に吹かれただけでも痛い」と言われ、激痛をともなう痛風。突然、痛みが襲ってくるため発作的な症状のため痛風発作と呼ばれています。その痛みは猛烈で立っていられないほどとされています。そんな痛風の痛みを止めるにはどうすればいいでしょうか?
■痛風の痛みにはNSAIDを使用する
痛風の痛み止めには痛風関節炎の薬を使用します。原則的に使用するのは、NSAID(非ステロイド抗炎症薬)。
NSAIDにはインドメタシン、ナプロキセン、オキサプロジン、プラノプロフェンなどがあります。これらの薬品を痛みが引くまで投与することになります。
■NSAIDを使用できない場合
腎機能障害や胃潰瘍などの持病がある、または効果が乏しい場合、ステロイド剤を使用することがあります。おもなステロイド剤は、プレドニン、デカドロンプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウムなどがあります。
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■薬がない場合の対処法
薬がない場合の緊急の対処法としては、患部を冷やすと効果的です。湿布があればベストですが、なければ氷や水で構いません。このとき患部を心臓よりも高めにして、冷やすと痛み止め効果がUPしますよ。
■やってはいけない対処法
先ほど患部を冷やすとお伝えしましたが、冷やし過ぎには気をつけてください。かえって炎症が悪化し、痛みがひどくなってしまうことがあります。また、同様の理由で患部をマッサージするのもNG。痛み止めとして有名なアスピリンの服用も避けてください。
アスピリンは、尿酸値に影響を与えて症状を悪化させることが確認されています。最後に言うまでもありませんが、アルコールで痛みを紛らわそうとするのは絶対止めてください。アルコールを摂取すると痛みはさらに増加します。
■まとめ
・痛風の痛み止めにはNSAID(非ステロイド抗炎症薬)が使用される。
・NSAIDを使用できない場合や効果が乏しい場合、ステロイド剤を使用する。
・緊急の対処法としては患部を冷やすと効果的。心臓よりも高い位置にして冷やすとさらに鎮静効果がUPする。
・患部の冷やし過ぎやマッサージ、アスピリンの使用、アルコールは厳禁。かえって炎症を悪化させ、痛みがを激しくしてしまう。
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