痛風 女性ホルモン

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女性は痛風になりにくいと言われています。実際に1992年の東京女子医大が行った調査では、患者の98.5%は男性でした。それに対して女性はわずか1.5%。これは女性ホルモンが関係していると言われています。

 

それには、痛風の原因を理解しておくと分かりやすいかと思います。では痛風の原因から紹介していきますね。

 
■痛風の原因は尿酸

痛風の原因は尿酸値の増加にあります。人間の体には尿酸プールというものが存在します。正常な状態であれば尿酸プールの値は、一定に保たれていますが、なんらかの原因でバランスが崩れてしまうことがあるんですね。

 

そうなると血中の尿酸値が増加してしまいます。増えすぎた尿酸はやがて結晶化し、関節に付着します。これが痛風独特の激痛となるんですね。

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■女性ホルモンが尿酸の増加を抑える

女性の痛風患者が少ないのは女性ホルモンのおかげです。エストロゲンなどの女性ホルモンは、尿酸の発生を抑えたり、排出を促してくれるんですね。実際に女性は男性よりも尿酸値が少ないうデータがあります。

 

成人男性の平均尿酸値5.5mg/dLに対して、成人女性では4.0mg/dL。このように女性は女性ホルモンのおかげで、尿酸値が男性よりも低く、痛風になりなくいんですね。

 

■油断は禁物!女性でも痛風になることがある

女性は痛風の心配がないかといえばそうではありません。あくまで男性よりも、発症の可能性が低いというだけです。一昔前までは痛風=男性というイメージでした。しかし、最近は女性の患者も増加傾向にあるんですね。

 

20代や30代の若い女性で苦しんでいる方も大勢いるようです。近年は食の欧米化により、尿酸値を増加させるプリン体の多い食品が身近にあふれています。痛風にならないためにも食生活にはきをつけたいですね。

 

■まとめ

・痛風の原因は尿酸値の増加。

 

増えすぎた尿酸が結晶化し、それが関節に付着するのが原因。

 

・女性ホルモンは尿酸値の増加を抑えてくれる。実査に女性は男性よりも尿酸値が低いという研究結果がある。

 

・女性はあくまで痛風になりにくいというだけ。食生活の乱れなどが原因で、尿酸値が増加すれば痛風を発症する危険は十分ある。

 

 

 

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